記録

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無差別LINEのその先に

■良かったこと
①思っていたより早く帰れたこと
昨日の仕事具合から今日も帰りが遅くなるかと思われたが、想像以上にサクサクと仕事が進んだ。
通勤中やトイレの中でぼんやりしつつも考えていたのが効いたのか。
昨日遅くなってしまったので、今日は息子と遊んだり妻と話をして家族の時間をのんびりと過ごそう。

②同級生が結婚することを知ったこと
1/1には毎年中学の同窓会を行っている。
年末年始は、妻の実家とうちの実家を1年交代に訪れて過ごすことになっている。
今年はうちの実家(長野)に帰るので、妻に相談して参加の許可をいただいた。

早速、中学のLINEグループで参加者を募集。
「来られる人はイイネして」って言ってもなかなかイイネの数が伸びない。
強行手段で約20人の同級生に対して「飲もうぜ!」とだけメッセージを送った。
全く発言せず、今まで飲み会にも参加していない人も数人いる。
メッセージを送るべきか躊躇したが、ここで選り好みするのも良くないと思い、えいやと全員に送ってみた。
初めて個人LINEする人ばかりだが、たとえ返事がこなくても問題ない。
1人でも参加者が増えたら儲けもんだ!
送られた側は迷惑だったりして(笑)

その後、深夜にかけてパラパラと返信が来た。
イイネし忘れてた人、調整中の人、参加できない人それぞれいた。
参加できない人の中にはなんと結婚して奧さんの実家に行くから来られないという人もいた。
こんな形でおめでたい報告を受けるとは!
「まさかあいつが!」と度肝を抜かれたが、即行お祝いメッセージを送った。
今度会えるときにたくさん話を聞かせてもらおう。
嬉しい報告を聞けてラッキーだ。
怒濤のLINEをして大正解!

更にこんな偶然も。
同級生の1人から「もしかして大崎に家ある?」と返事が来た。
ちょうど今朝、品川駅から大崎の職場に歩いているときに同級生に似ている人とすれ違った。
こんなところにいるとは夢にも思わないから、ただの空似だと思って気にもしなかったことを急に思い出した。
「職場が大崎だけど、もしかして・・・」と聞いてみると、まさにその人も大崎が職場で、以前歩いている僕を見かけたとのことだった。
今日見たのは君か!(笑)
サラリーマンが多く行き交う街で同級生とたまたますれ違うなんて不思議なこともあるものだ。
怒涛のLINEをして大正解(?)

③飲み会の許可をいただいたこと
中学の同級生の中には年末年始に長野に帰らないため、同窓会に参加できない人もいた。
その人から忘年会を東京でやらないか、久しぶりに会いたい、とオファーがあった。
その友人とは中学卒業から会ってない。
もう12年も経つのか。
旧友と久しぶりに話したいという感情がどんどん大きくなっていった。
僕としても是非飲みたいのだが、その前には立ちはだかる大きな壁が。
"My Wife"

11月末から1月頭までほとんど毎週飲み会が入っている。
歓迎会、送別会、忘年会(同期)、忘年会(職場)、同窓会。
⇒1か月以上前からこれらを見越してなんとか許可をもらった
普段飲みに行かない僕にとっては、現時点でとっくに限界突破している。
ここから許可をもらいに行くなんて正気の沙汰ではない。
しかし、12年越しに旧友に会うんだ、という想いも負けてはいない。

恐る恐る恐る恐る妻に「あのぉ」と、か細い声で話しかけた。
機嫌は悪くないようだった。
⇒帰宅後、子供に対して溜まったストレスから、夕食前後2時間にわたって僕は愚痴?説教?を受けていたが、それも落ち着いたころだった
これはなんとかなるかと淡い期待を持ちつつ、無理は承知で言っていること、久しぶりに友人と会いたい、ということを伝えた。
もちろん、タダで許可してもらえるとは思っていなかったが、妻が出してきた要求はいたってシンプルだった。
「ビンタさせろ」

これは我が家ではしばしばあること。
「妻の溜まったうっぷんを子供に向けるのではなく、旦那が吸収するという画期的な仕組み」

ためらった末、渋々承諾し、心を決めて歯を食いしばる。

妻は、驚くほど遠慮なく腕を振りぬいて平手打ちを繰り出す。
普通、無抵抗の人間に対してビンタするとなると、少しは気が引けて力が緩んでしまいそうだが、まったくその気配を見せない。
むしろ凄いっす。


パシィィンという音のあと、ジーンとする感覚を左頬に帯びたまま僕は友人と飲む約束を交わした。


絶対に有意義だと思える飲み会にしようと心に誓った。