記録

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一足早いクリスマス

今日、一足早いクリスマスパーティーをした。
パーティーとはいってもお惣菜やチキンを買ってきて食べるだけなのだが(笑)

今年は妻とプレゼント交換をすることにした。
淡々と過ぎてしまうのは勿体ないと思い、柄にもなく提案してみた。
予算は5000円。
お互い1カ月ほど前から何を贈ろうか考えてきた。
妻は早々に決めたようだが、僕は今日になってもまだ悩んでいた。
"妻が欲しいもの"は自分で選んでもらった方がいいから、僕からは"喜んでくれるもの"を贈りたい。
とはいっても過去に"喜んでくれたもの"をプレゼントできた試しがない。
妻の査定は厳しいのだ。

悪い意味では無い。

お世辞の無い、素直なリアクションということだ。
喜ばせる、というのもおこがましいから"何とか使ってくれるもの"くらいにしておこう(笑)

 

昼過ぎにラゾーナ川崎に出かけた。
最初はお互いのプレゼントを買うため、別行動。
クリスマス前の連休ということだけあって、商業施設は人でごった返していた。
目的のお店へたどり着くにも一苦労。
悩んだ挙句、シフォンケーキを作るための型とナイフ、風呂あがりに使うヘアバンドという異色の組み合わせに決めた。
最近お菓子を作ってくれるのだが、シフォンケーキも作りたいと言っていたのと、お風呂から出た後、髪を乾かすのにバンド代わりにタオルを頭に巻いている姿が浮かんだからだ。
何とか妻にとって"使えるもの"であることを祈って(笑)

15時ごろ、家に帰ってくるなりオードブル、照り焼きチキン、シャンメリーを机に並べて早速パーティ開始。
いくつになってもシャンメリーは外せない。
食後にはクリスマスケーキまでたいらげて、お腹パンパン。
満足、満足。

そして、プレゼント交換タイム。
一体妻は何をくれるんだろうとわくわくする気持ちと予測できないモヤモヤ感が半分ずつ。
渡されたのは大きな(30cmくらいの)包みと小さな(本の形をした)包みだった。
大きい方を袋から出してみると、"ありがとう"と書かれた(包装された)直方体が出てきた。
"ありがとう"という言葉にたじろいだ。

我が家においてこの言葉は絶滅危惧種に指定されている。
包みを開けると中から金の文字が記された木箱が出てきた。

おぉ、なんか高級感が。
更に蓋を開けると、お茶碗が二つ入っていた。
先日僕は自分が愛用していた茶碗を割ってしまってそれっきりだった。

筆のタッチで青と赤の富士山が描かれた和風のデザイン。

色彩豊かでインパクトがあって、かわいらしい。

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お茶碗


そして、もう一つは、短編小説集「遠い唇(北村薫)」だった。
本を読む時間があまりとれない平日には短編集が良い、といったのを覚えてくれていたんだな。

当然、プレゼント自体に対して嬉しいという気持ちがあったのだが、それにも増してこれだけ僕のことを"見て、考えた末の贈り物"というところが染み渡る。
普段、僕のことを"見て、考えた末の非難の言葉"しか出てこないことも一役買っているのかも。
こんな感覚はいつぶりかな。
5年前、付き合って最初のクリスマスにiPodを貰ったこと、社会人になってからの誕生日に美味しくビールを飲めるようにと名前入りタンブラーを貰った時のことを思い出した。

 

そして僕からのプレゼントも、まあ及第点、という感じだった(笑)

去年は、離婚を覚悟するほどの大喧嘩をした地獄のクリスマスだったということもあり、平和に過ごせたこの一日が本当に、本当に、本当に素晴らしいと感じた。
クリスマスだけ切り取ると1年は早いなと思う。
あの時離婚しなくて(されなくて)良かった~(笑)
来年は家族も増えて4人で迎えることになると思うけど、どうか変わらず平和でありますように!

 

■良かったこと
クリスマスパーティーを無事にできたこと

 

②妻から心のこもっている(であろう)プレゼントを貰えたこと

 

③息子がトイレでおしっこできるようになってきたこと
最近は、トイレに連れて行っておまるに座らせると、かなりの確率でおしっこをしてくれるようになった。
この調子で習慣化されるように褒めておだてていこうと思う。
次なる目標はおしっこしたくなったら自分から言えるようになること!
毎日言い聞かせて、来年4月からの幼稚園までに習得させよう。