■良かったこと
①小説を読んだこと
泡坂妻夫「湖底のまつり」
いつもの通り、まずは概要を書く。
※ネタバレ注意
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◇第1章
紀子は日ごろのストレス発散のため、一人旅に出かける。
大自然の中、川に浮かぶ岩の上で身を休めていると、突然川の水嵩が増し、水に飲みこまれてしまう。
偶然にも晃二という男性に救われる。
晃二の家で一晩過ごし、紀子は恋に落ちる。
翌朝目覚めると晃二の姿はなく、家を出て探すが一向に見つからない。
村人に話を聞くと、なんと晃二は1カ月前に亡くなっていると告げられる。
これが本当なら、昨日助けてくれた人は一体誰なのか。
謎、発生。
◇第2章
この章は"晃二"視点で描かれている。
晃二の生い立ちや人間関係、仕事内容について述べられた後、地元のとある川で溺れた女性を救出する。
その女性を自宅に泊めて、その晩、2人は恋に落ちる。
ふむふむ。
そして2人は結婚する。
ん?ちょっと前章と違うぞ。
◇第3章
ここは"緋沙江"という女性の視点だ。
これまた緋沙江も、大自然の中、川に浮かぶ岩の上で身を休めていて、川に飲み込まれる。
お察しの通り、晃二が助ける。
2人は結ばれる。
結婚する。
第2章と繋がった。
となると、第1章の紀子と晃二の出来事は一体どういうことだ?
◇第4章
新たに"粧子"が登場する。
もはや謎が謎として置き去りにされたまま、どんどん話が進んでいく。
中途半端だが概要はここまでにしよう。
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読んでいる間は「どうやって収束するのか」「ちゃんと最後には全て解明されるのか」という不安を常に抱いていた。
というか辻褄が合う気がしない(笑)
小説家の方は本当に凄い。
最終章ではちゃんとこのモヤモヤを払拭してくれる。
様々な仕掛けや伏線もそうだが、登場人物達の境遇が鮮烈で、今まで読んだ小説の中で一番"深い"と感じたミステリーだ。
⇒完読した数がまだまだ少ないこともあり
全てが繋がってスッキリしたし、壮絶な物語だったなという(良い意味の)疲労感を覚えた。
そして、難しい言葉が多すぎて(悪い意味の)疲労感も覚えた(笑)
②マッサージチェアでくつろいだこと
家電量販店のマッサージチェアに座って、ダラダラするのが好きだ。
近くのおじいさんに「兄ちゃん、若いのに珍しいな」と言われて、愛想笑いを返した。
分不相応ということか。
爺さんになったら堂々と、存分に使ってやろう。
家電量販店で(笑)
③従兄弟とスマブラをしたこと
長野にいる僕と、東京の従兄弟で「Nintendo SwitchのスマッシュブラザーズSpecial」の通信対戦を行った。
思ったよりタイムラグは無く、キャラの動きはスムーズで快適だ。
通話しながらやるとより一層楽しめた。
ただ、ソフトを持っていないと参戦できないのが残念だった。
ソフトの数が2つでは、2人までしか対戦できず、妻と妹を含めて一緒に対戦できなかった。
まあ当然といえば当然か。
今日は全敗しちゃったから、鍛えてリベンジするとしよう。