今日は一歩も外に出ず、家でのんびり。
■良かったこと
①小説を読み終えたこと
伊坂幸太郎「ラッシュライフ」
職場のS君に貸してもらった小説だ。
早速、あらすじから。
※ネタバレ注意
------------
舞台は仙台。5つの物語が切り替わりながらストーリーが進んでいく。
1.金持ちでなんでも金で解決する画商の戸田と若手の画家の志奈子
2.盗人だが人には危害を加えない黒澤
3.宗教団体の教祖を私淑する河原崎とその指導役の塚本
4.お互いの配偶者の殺害を試みる精神科医の京子とサッカー選手の青山
5.会社をクビになり就職先も決まらない中年男性の豊田
精神科医の京子はサッカー選手の青山と一緒になるために、青山の妻の殺害を計画する。
闇サイトで購入した拳銃を仙台駅のロッカーを介して受け取ることになっていたのだが、ロッカーの鍵を落としてしまう。
この鍵を再就職先を探している中年男性の豊田が拾い、拳銃を思わぬ形で手に入れる。
無職のこの男がこの後何を考えるかと言えば・・・銀行強盗だ。
一方、黒澤はとあるタワーマンションに盗みに入る。
100万円の札束を見つけても、盗むのは20万円だけだ。
しかも盗んだものはこれだけで、他のものには触れておらず家の中も極力荒らしていないという書置きをしていくという律儀な強盗だ。
偉いのか偉くないのかわからない(笑)
ただ、こんな強盗だったら憎めない。
※自分が被害者である場合を除く
更に視点は変わって、河原崎は宗教団体の教祖である高橋を崇拝しているのだが、突如、指導役の塚本から高橋の殺害に協力するように言われる。
しかも死体をバラバラにし、それをデッサンしてくれという奇妙な依頼だ。
戸惑いながらも、とりあえず言われるがまま塚原についていく。
これらの物語が終盤でどう絡んでくるのか。
それぞれの人物が抱える特異な境遇の結末やいかに。
------------
(感想)
後半では、それぞれの人物が別の物語の重要な場面に登場していたことが明かされる。
「あいつか!」と何度もなった(笑)
1つずつパズルのピースが埋まっていく感覚だ。
また、今回の登場人物は他の伊坂作品にも登場していて、過去に読んだ小説を想起した。
河原崎の父親が「動物園のエンジン」に、黒澤が「サクリファイス」に登場している。
こんな楽しみ方もできるなんてよく考えられているなと思う。
にしてもこの作品には犯罪要素がふんだんに詰め込まれている。
こんなにポップ(?)に死体をバラバラにして良いものか(笑)
小説ならでは、かな。
罪を犯した後の絶望感・喪失感はリアルで、自分だったらまっぴらだと素直に感じた。
まだまだ読んでない伊坂作品はたくさんある。
次は何にしようかな・・・S君依存(笑)
②出産までの行動パターンを検討したこと
現在妻が妊娠8か月で出産まで残り2カ月ちょっとだ。
いざという時にスムーズに動けるようにお互いの行動パターンを妻と話し合った。
緊急入院することになったとき、破水したとき、陣痛が始まったとき、それぞれについて僕が家にいるときと出勤しているときに場合分けして考えた。
今回こそは出産の瞬間に立ち会いたい。
お互いの実家が遠いから息子を誰に預かってもらうかが肝だ。
これらをご丁寧にExcelに整理した。
印刷して持ち運べば準備万端だ。
息子が生まれたときよりちゃんとしてる(笑)
いつどうなるかわからないから、心の準備もしっかりしておこう。
③息子とキャッチボールをしたこと
家の中で柔らかいボールを使ってやった。
ロンドンハーツでストラックアウトっぽいことをやっていて、息子がマネし始めたのだ。
フォームはぐちゃぐちゃだが、投げることはできるみたい。
たまにとんでもない剛速球を投げてくるから油断ならない(笑)
キャッチングはビビってボールから逃げてしまう。
プロ野球選手でも初めはここからだ。
気長にいこう。
プロにはならなくていいけどね。