記録

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親知らずとは今後もお付き合いしていきます

親知らずを抜きに歯医者へ行った。
歯の生え方、神経の通り方を見るために、まずCT(Computed Tomography)を撮った。
レントゲンで撮った画像が立体的に表示され、あらゆる角度、深さで口内の状態を確認できる。
こんな技術があるのかと驚いた。
親知らずと神経がかなりの近距離に位置していて、抜くときに神経を傷つけてしまう可能性があると言われた。
神経が傷つくと顔の麻痺が残り、皮膚を動かせなくなったり、米粒が付いていても気づかなかったりと感覚がなくなる。
ビビりはしたが、医師を信じて抜いてもらうことにした。

早速歯茎に麻酔を打たれた。
採血の注射も嫌いなのに歯茎に刺されるなんてありえない。
動揺を見せまいと両手で力の限り太ももをつねった。
歯茎がチクリとしたあと、じんわりと熱くなり始めた。
2か所目はもう感覚がなくなっていてほとんど痛みは感じなかった。

しばらく座っていると頬がビリビリしてくるのと同時に、鼓動が早くなり心臓が圧迫されるような感覚に陥った。
自分でも気づいてなかったが、結構ビビっているのかも。
吐き気がしてだんだん視界がぼやけてきた。
めちゃくちゃ苦しい。
毒で死ぬ人ってこんな感じなのかと思った。
あまりに気持ち悪くて意識を保つのが難しい。
目をつむって診療用の椅子に座っている僕の腕にシートのようなものが巻かれて収縮している。
血圧を測っているらしい。

1時間ほど横になっていて、20~30回血圧を測られた。
ようやく気分が良くなってきた。
それにしてもまだ抜いてくれないの?他の人もこんなに待たされるのか?
先生に聞いたら、麻酔を打った後にショック状態になってしまったので抜歯は中止したとのことだった。
血圧が下がって顔色が青白くなっていたようだ。

結局、麻酔を打たれただけで今日は終わり。
顔が痺れた状態で歯医者をあとにした。
何しに来たんだ(笑)
麻痺状態だと言葉が喋れないだけでなく、食べ物を上手く噛めないし飲み込めない。
妻には喋るときに口がヘンテコな形になるので笑われた。
こんなに不便になるなんて・・・。

今のところ親知らずは痛くない。
抜いた後に顔に麻痺が残ることの方が嫌なので、親知らずとは今後もお付き合いすることに決めた。
麻酔を打たれるのも、もうごめんだ!

 

■良かったこと

①親知らずを抜かない決心をしたこと

 

②息子がお漏らしをしなかったこと
トイレでおしっこした率100%。
まだ自分からは言い出せないけど、連れて行けば必ずおまるに座ってくれるようになった。
以前はぐずってトイレにも行かなかったのに。
いい子ではないか。
オムツを汚さないようになったら、今度は我慢させすぎないように頻繁に連れて行くようにしよう。
ちなみに、うんちはお漏らし率100%(笑)

 

③やりたいことができたこと
掃除、布団干し、Java勉強、読書、ピアノの練習、テレビ鑑賞。
充実した休日だ!