記録

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娘、爆誕。

息子の誕生日から1週間後の今日、遂に第二子が誕生した。
2548gの女の子。
少し小さいけど母子共に健康でなにより!
記念すべき今日一日を振り返る。

陣痛誘発剤を使うために妻は今朝から入院。
予定日より早いけど、赤ちゃんの成長がストップしたから早めに産むことになった。
薬を使うと気分が悪くなってしんどい、という情報もあって妻は不安そう。
僕も病院に行きたかったけど、どうしても今日は外せない仕事があったので一緒に行くことはできなかった。

息子が生まれた時は立ち会えなかったので、今回こそは何としても立ち会いたい。
仕事がちょうど終わるくらいに陣痛が来てくれたら・・・と密かに思いつつも、長引いて何日も苦しむことが無いようにと願った。
つわりがなかなか収まらず何日も吐いてしまったり、2回も逆子になって悩まされたりと数々の困難を乗り切ってここまできた。
最後の最後は少しでも苦しさが軽減してほしい。
安産であってくれ。
希望を裏切ることがあってはならないので、妻には今日だけはすぐに駆け付けられないと事前に言っていた。

朝10:00頃から誘発剤を打ち始め、頻繁に近況報告のLINEでスマホが振動する。
連絡があるたびに胃がキリキリと痛む。
一番大変なのは妻なのに、僕が緊張してしまう。
小心者だな~(笑)
お昼頃までにはだいぶお腹が張ってきたようだ。
これは思ってたよりその瞬間は早く来るかもしれない。

午後の仕事が終わったら早退させてもらえることに。
一刻も早く終わらせよう。
お昼休みに突入しても手を止めることなく働き続ける。
このまま突っ走ろう。

お昼休みが終わった後、13:20。
妻から電話。
遂に来たか!?
電話出ると、息が切れて今にも意識が飛んでしまいそうな弱った声で"今から分娩室に行く"と。
やべぇ焦る・・・。
しんどいのがもろに伝わってくる。
正直今すぐ行きたいと思った。
だけどこの仕事の担当は、僕を含めて2人しかいないからやるしかない。
葛藤を抑え込んで仕事を再開しようとすると、一緒に仕事を行うNさんが"病院行ってきな"と言ってくれた。
いやいや、それはできませんと断っても、それ以上に"いやいやいや行きな"と背中を押してくれる。
誰か別の人に代わってもらえば大丈夫!と提案してくれた。
ベテランのOさんにお願いしてみると快く引き受けてくれた。
その場をお2人に任せて、僕はすぐさま病院に向かった。

14:10。
電車とタクシーを駆使して最速で病院に辿り着く。
階段を駆け上がって分娩室近くの助産師さんに声をかけた。
「元気な女の子が生まれましたよ~。分娩室に入って10分で生まれて超安産でしたよ~。」
ぜーんぜん間に合わなかったーー。
無事に生まれて良かったーー。
10分は・・・早すぎだって(笑)

その後分娩室に入って妻と赤ちゃんと一緒に過ごした。

出産には出血を伴うから2時間はその場で安静にしていないといけないらしい。
妻の表情は柔らかくて肩の荷が下りたような印象を受けた。
赤ちゃんは元気に泣いているかと思うとすやすや眠って、少し経つとまた泣くというのを繰り返していた。
小っさいな~。
抱っこすると軽いしふにゃふにゃしてる。
まだ誕生して1~2時間だもんな。
こう見ると3歳の息子はだいぶ大きくなったんだなと思う。

赤ん坊を抱ける機会はもうほとんどないだろうな。
この数日、数カ月、数年をしっかり記憶に焼き付けておこう。

妻、赤ちゃん共にとてもよく頑張ってくれました。
お疲れ様!

 

■良かったこと
①母子ともに健康であること

 

②会社の人たちがサポートしてくれて早退させてくれたこと

 

③生後間もない娘をたくさん抱っこできたこと
息子のときはほとんど助産師さんに預けて見てもらっていた。
今回の病院は生まれてからすぐに母子が一緒に過ごすという方針。
1時間以上も抱っこさせてもらえた。