記録

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オーデュボンの祈り

■良かったこと
①小説を読み終えたこと
伊坂幸太郎「オーデュボンの祈り」
まずはあらすじから。
※ネタバレ注意
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会社員伊藤が目を覚ますと、そこは見覚えのない部屋だった。
昨晩コンビニ強盗をして警察に捕まったところから記憶がない。
ここは宮城県沖にある荻島という離島で、100年以上も前から本島との繋がり絶たれた完全に孤立した世界だった。
人は住んでいて一見違和感はないのだが、徐々に"普通じゃない"ことに気付く。
非人道的なことをした人間を射殺する男、何を言っても反対のことしか言わない妻を亡くした男、太りすぎて一切動けなくなった女。
そして人の言葉を話し、未来を予知できる案山子。
奇妙な島で奇妙な人々(案山子)に囲まれた伊藤はどうなってしまうのか。
なぜ荻島は外部との交流を経ち、なぜ喋る案山子が誕生したのか。
ゆったりしたスピード展開するシュールな物語。
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(感想)
「喋る案山子」には驚いた。
ミステリー(?)なのにファンタジーのようで、現実が舞台なのか空想の話なのか迷子になった。
設定が斬新すぎて、とにかく先が気になる。
ストーリー的には大きな起伏があるわけではなく淡々と進んでいくのだが、謎が徐々に解けていき主人公の思考が変化していく過程にはとても興味を惹かれた。
どうやったらこんな話を思いつくのか(笑)
クライマックスではこの先が気になるのに!というところで終わってしまって本当に残念。。。
想像しろってことか。

 

南海キャンディーズ山里の結婚会見を観たこと
笑いをおりまぜた経緯の報告からは誠実さが伝わってきたし、ハッピーな気分になった。

 

③深夜の娘の鳴き声に気付けたこと
普段なら爆睡なのに、まさかパッと起きられるとは奇跡だ。
我ながら驚いた。
少しは妻からの評価が上がったと思いたいが、考えてみれば妻はこの時寝ていたからわかるわけないかorz