■良かったこと
①健康診断が終わったこと
毎年この暑い時期に健康診断を受ける。
視力の良し悪しや体重の増減なども気になるところではあるが、1番は注射。
嫌だな。痛いし。
何で無抵抗状態で針をぶっ刺されないといけないんだろう。
注射器の形が数年前から変わった。
血が溜まる容器から伸びた細い管の先に針がちょこんと付いている。
1回ぶっ刺したら、針は抜かずに容器を付け替えるだけで3つ分採血できる。
昔だったら3回注射されていたのかと思うとゾッとする。
技術も進歩したんだな。
あとは、どうか痛くない注射を開発してください。
②大学時代の友人と会ったこと
野球サークルで一緒だった友人と夜遅くまで飲んでしゃべった。
久々なので顔を合わせただけでテンションがあがる。
みんな業種が違うということもあり仕事の話にはほとんどならなかった。
甲子園がどうとか、新しく彼女ができたとか、後輩の名前を覚えているかとか、酔ってお漏らしした・・・とか。
ハッピーになったり呆れたりで大いに笑った。
こういう付き合いが長く続くと良いな〜。
③小説を読み終えたこと
湊かなえ「少女」
簡単にあらすじを。
※ネタバレ注意
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「人が自殺したのを見た」
友人のこの言葉を聞いた高校生の由紀と敦子は自分も"死体が見たい"という衝動に駆られボランティア活動を行う。
由紀は病気の子供に読み聞かせを、敦子は老人ホームの手伝いを始める。
死に近い人々の傍にいればその瞬間に出会えると期待して。
果たして2人は人の死を目の当たりにすることになるのか。
死を追い求めた先に何があるのか。
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(感想)
由紀と敦子の心の声がとにかく多い。
口で言っていることと考えていることのギャップが大きくて、人って実際こうかもなと思う(笑)
やたらと死を匂わせた話だが、2人の友情というか心の溝みたいなものが徐々に埋まっていく過程が今までに読んだことないパターンで新鮮だった。
直接言われたら腹が立つようなことでも、第三者から聞いたり書物にしてインプットされたりすると何故か素直に入ってくる。
確かにそうかも。
人間の性質や特徴を良く捉えているんだなあと感心してしまう。
ノンフィクションだから出来ることなのかもしれないな。
次は今まで読んだことがない作家さんの本を読んでみよう。