記録

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なんてことは、まるでない

■良かったこと

①S君、Mさんと話せたこと

今日は定例会議がいつもより1時間ほど早く終わった。

午後休を取っているからそのまま帰宅。

ラッキーだ。

駅に向かう途中でS君とMさん(アメフトマンとは別の人)が歩いているのを見つけて駆け寄った。

早速、オススメしてもらった鯛焼きを食べたと報告。

Mさんオススメのチョコ何とか味は残念ながらなかったので、また今度リベンジしてみようと思う。

Mさんは(仕事でもプライベートに関することでも)あらゆる分野に詳しくて、普段から色々と教えてくれる。

⇒今後、登場の際は"情報通Mさん"と呼ぼう

 

情報通Mさんはグルメだ。

どうしてそんなに食について(鯛焼きに)詳しいのか質問すると、奥さんやお姉さんが食通で、普段から情報共有しているからのようだ。

奧さんとの出逢いも鯛焼き屋と聞いたときはとても驚いた。

だから"特に"鯛焼きには詳しいのかも(笑)

 

僕は全く食に詳しくないから、教えてもらえるのはとてもありがたい。

都度オススメに乗っかってみようと思う。

 

②息子と無事に帰省できたこと

週末に、高校時代の野球部の友人の結婚式に参加するため、息子と共に長野に帰省した。

妻は出産に関する検診があるため、関東に待機。

家から僕と息子が(1日以上)居なくなることなんて滅多に無いので、この機会に普段出来ないこと(静かな環境で思う存分寝るとか、映画を見に行くとか)をしてリフレッシュしてもらえたら良いなと思う。

 

僕一人で息子を連れて帰省するのは初めてなので、無事に任務を遂行できるよう気合いが入っていたし、息子が駄々をこねないことを切に願った。

実際には、抱っこを求められることはほとんど無く、ちゃんと自分で歩いてくれた。

新幹線の中でも割と大人しくしてくれて助かった。

 

道中でほっこりした事があった。

東京駅で新幹線の列に並んでいると、背後から「かわいい」と言う声が聞こえた。

声の主は男子高校生。

ホームにはたくさんの高校生がいて、僕たちが並んでいた隣の列の集団に、息子が笑顔で手を振っていたようだ。

こやつは誰彼構わず愛想振りまく。

少し高校生達と話をした。

盛岡から修学旅行で東京に来ていて、ちょうど帰るところのようだ。

高校のとき、沖縄に修学旅行に行ったことを思い出して、随分時(とき)が経ったものだなあと懐古した。

「最後に癒されて良い思い出になったね」と言っていて、なんて良い子達なんだと思った。

屈託の無い姿に心が洗われた。

 

③小説を読み終えたこと

※ネタバレ注意

伊坂幸太郎「砂漠」。

大学生4人の大学入学から卒業までが描かれた物語だ。

春、夏、秋、冬と章が分かれていて、それぞれに大きなトピック(出来事)があり、最後章でそれらが収束するという構成だった。

シチュエーションが大学だったので、冒頭から入り込みやすかったし、随所に「麻雀」が登場してきて、麻雀好きな僕にとってはこれもハマった要素の1つだ。

伊坂幸太郎作品を読むのはまだ2作品目だが、またしても犯罪に巻き込まれる展開が。

もしや伊坂作品は犯罪率高め?(笑)

 

「なんてことは、まるでない」

このフレーズに何度もやられた。

畳みかけるように言葉が続き、ガッツリのめり込んだところでこのフレーズが出てくる。

その度に「なんやねん」と関西人じゃないのに心で呟いた。

 

自分の学生時代を思い出しながら読めて親近感が湧くと共に、ぶっ飛んだ出来事の数々に恐怖感や悲しさ、喜び等、色々な感情を味わえて良かった。

また、何故タイトルが「砂漠」なのか、ということを読むにつれて自然と考えてしまうところが新鮮だった。

⇒小説によっては分かりやすいタイトルのものも多い

(例)スマホを落としただけなのに

 

またまたS君に借りた伊坂作品を読むのが楽しみになった。

4冊ほど借りた本は、色々な作家さんのものが混ざっている。

別の人の小説も気になるので、この後、一旦湊かなえ作品を挟んでから再び伊坂幸太郎作品を読むことにしよう。