記録

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陽気なギャングは三つ数えろ

■良かったこと
①小説を読み終えたこと
伊坂幸太郎「陽気なギャングは3つ数えろ」
陽気なギャングシリーズの3作目。
まずは概要から。
※ネタバレ注意
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今まで華麗に銀行強盗をこなしてきた4人組。
1人の記者との出会いによって、今回は追い込まれる羽目に。
この男はスキャンダルが大好物で、事件の被害者でさえも自殺に追い込んでしまうような記事を書く。
当然、多くの人から恨まれていて命を狙われることもある。
不審者に襲われている記者を偶然助けたことで、物語は動きを出す。
この男には多額の借金があるのだが、銀行強盗であることがバレてしまいゆすられることとなる。
4人はこの最大級のピンチを乗り越えられるのか。
そしてこの憎まれ記者の行く末は・・・。
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(感想)
初めて強盗団が追い込まれる展開に引き込まれた。
相手(記者)も海千山千の強者で、なかなか一筋縄ではいかず最後の最後までどうなるか全く予測できない。
毎度のことながら、話の中で出てくる何気ない1コマが伏線として張られていて"ここぞ"という場面で登場する。
よく思いつくなと感心してしまう。
小説はじっくり読むのが醍醐味だ。
この最低人間の記者をガッツリ懲らしめてもらえてスッキリした(笑)
ポップなミステリーとして楽しめる作品だった。
続編待ってます。

 

②息子と公園に行ったこと
ただ見守るだけでなく、鉄棒やブランコの支柱を使って懸垂をして有意義に過ごした。

 

③本を買ったこと
「海賊と呼ばれた男」
後輩のH君に薦めてもらった本を買ってみた。
ジャケットを見ても、薦めてもらわなかったら手に取らないだろう(笑)
彼は相当面白いと力説していたから期待大!