■良かったこと
①小説を読み終えたこと
伊坂幸太郎「重力ピエロ」
※ネタバレ注意
<あらすじ>
DNAを扱う会社に勤める兄の泉水(いずみ)と、壁の落書き(エアスプレーで書いたグラフィティアート)を消す仕事をしている弟の春(はる)の物語。
キーとなるのは「遺伝子」と「グラフィティアート」。
2人の住む町で連続放火事件が発生する。
春は放火現場の近くには必ずグラフィティアートの落書きがあることに気付く。
そこには「Got」や「America」、「Century」などの英単語が書かれている。
放火と落書きには関連性はあるのか。
2人の探偵は独自に捜査を開始する。
そんな中、泉水の前に謎の美女が現れる。
彼女の正体とは一体・・・。
<所感>
「本当に深刻なことこそ、陽気に伝えるべき」
この言葉が物語に埋め込まれたメッセージのうちの1つだと思う。
事件に関係の無いようなシーンこそ物語の核となる部分を孕んでいるので通り過ぎてしまわないように慎重に読んだ。
特にタイトルに使われている「重力」や「ピエロ」という言葉が出てくるところ。
面白おかしいメイクをして空中でブランコからブランコへ飛び移り、まるでそこには重力なんて無いかの如く振る舞うピエロ。
この描写が、「本当に深刻なことこそ、陽気に伝えるべき」という言葉に繋がってくるのかな?なんてことを思いながら読み進めた。
考えながらゆっくりと進んでいくのも悪くない。
最後まで読んでも答えはハッキリしないからもどかしいけど、こういうものなのかね(笑)
ただ家族(特に妻と)と過ごしてきて思うのは、「本当に深刻なことは、深刻さをもって伝えるべき」ということだ。
「どういうつもりなん?ふざけてんの?」と言われないように。
②息子と公園に遊びに行ったこと
午前中の公園は貸し切り状態だった。
自転車の練習にブランコ、滑り台をして遊んだ。
子供用だから階段も滑る部分も狭い滑り台を「パパも来て、もう1回!」と何度もやらされるのには参った(笑)
③Yシャツを安く買えたこと
衣替え期間は9月までなので10月からはYシャツで出勤する。
何年も同じものを着ていたので刷新しようとAOKIに行った。
普通に買ったら4000~5000円もするのか・・・。
高いので断念。
買い物ついでに別の店に寄ったら、在庫入れ替えのため半額となっているシャツを発見。
ラッキー!
1件目で踏みとどまって良かった~。