記録

記録

ラスト2ページにしてやられた

今日は久しぶりに何も予定がない日曜日だった。
のんびりできたなぁ。
妻は昨日から腰痛を訴えていたので心配していたが、16時ごろ起きてくると回復していたようで安心した。
⇒寝すぎ(笑)

 

■良かったこと
①小説を読み終えたこと
湊かなえ「リバース」。
ラスト2ページで真相に辿り着く展開は衝撃的だった。
簡単に内容を書いてみる(ネタばれ注意)

主人公はサラリーマンの深瀬和久(男性)。
性格は大人しく、目立たない地味なタイプ。
コーヒーショップに通うことが趣味で、特技は美味しいコーヒーを淹れることだ。
通い詰めているコーヒーショップで美穂子という女性に出会い、付き合うことになる。
ある日、彼女の美穂子のもとに「深瀬和久は人殺しだ」という手紙が届く。
「遂にあのことを打ち明けるときがきたのか」
それを突き付けられた深瀬は、大学時代のゼミ仲間5人で出かけた旅行先で起きた事故のことを思い出す。

ゼミ仲間の別荘に車で出かけた。
到着後の天気は雨。
その日の夜、遅れてやってくる友人を駅まで車で迎えに行くことになる。
免許を持っていない深瀬を除いて、みんなお酒を飲んでいた。
一番優しくて、拒絶する力も無い"広沢"に無理やり車を運転させ、その結果、交通事故を起こして広沢は帰らぬ人となってしまう。
"広沢が酒を飲んでいたこと"は4人だけの秘密として一切口外せず、この一件は"悲しい事故"として処理された。

あれから数年たった今、一体誰が、何の目的でこんな手紙を出したのか。
広沢に関わりのある人物に違いない。
深瀬は、広沢と大学で出会うまでにどんな友人を持ち、どんな生活をしてきたのか、というところから調査を始める。
⇒唯一の親友だと思っていた深瀬は"犯人捜し"というより、"自分の知らない広沢を知りたい"という気持ちのほうが強かった。(?)
過去の広沢を探し求め、広沢の故郷である愛媛県へと足を運び、様々な人物に話を聞いて真相へと迫っていく。
そして遂に(残酷な)真実に辿り着く。

筋金入りの鈍感さを持つ僕でも、後半になると何となく展開は想像できるようになっていた。
そしてやはりそうだったか、という納得感と少し物足りない感じを抱きながら読み終えようとしていたら、ラスト2ページ、最後の最後で叩き潰された。
伏線をごっそり回収して真犯人登場。
思わず目を見開いてしまった。
こんなに引っ張るとはやられたー。

この後深瀬はどうなる?どうするの?という煮え切らない感覚を残したままスパッと小説は終わった。
イヤミスというやつか(笑)
これはこれで悪くない。
小説を読むたびに新しい感情が湧いてくる。
これがハマっていく理由なのかなと思う。

全体は300ページほどで、難しい言葉もそれほど出てこなくてとても読みやすかった。
次はまた伊坂幸太郎を読ませてもらおう。

 

②録画したアニメをたくさん見られたこと
今日は「進撃の巨人「バキ」を見た。
今期のアニメはおろか、前期のものすら全部見終わっておらず、どんどん録画が溜まっていく一方だ。
見たいけど、時間を取られたくないというジレンマ。
それでも、毎クールどんなアニメが始まるのかをチェックしてしまう。
今期のイチ押しはやっぱり「ジョジョの奇妙な冒険」。
格闘・戦闘ものが好きなんだよな。(機械系を除く)
2019年4月からは「ワンパンマン2期」が始まる。
楽しみだ。

 

③一週間風邪をひかずに過ごせたこと